ゴンちゃんのレース完走記その6  
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第13回東京ベイ浦安シティマラソン優勝記   2004年3月14日
「夢の国の隣で、夢が実現。」

「豚もおだてりゃ木に登る」とよく言いますが、私も豚の類なのでナポさんに優勝記でもとおだてられましたので、木に登りたいと思います。

 当初荒川でフルと考えていたので、刺激入れのため10kmにエントリーした。しかしわぐさんから、「長野との期間が短いので荒川は止めたほうがいいですよ」とアドバイスをもらったため、荒川を5kmに変更した。ということで今回のレースは、疲れが溜まっている中でいかに走れるかを試すことにした。3月に入って4日に一日休養しただけで走行距離も180kmぐらい。丁度いいタイミングである。

7時6分の電車に乗り、舞浜へ。この電車武蔵野線から京葉線経由東京行きなのだが、日曜日の7時なのにすでに半ラッシュ状態。ディズニーリゾートに行く人たちがほとんどだ。舞浜着7時42分と丁度開園時間にぴったりなのである。かろうじて席が空いていたので座ったが、周りは子供たちだらけ。騒がしいのである。30分ちょっと揺られて舞浜へ。階段を下りたところでアキさんと合流。改札では440くんとぴよちゃんと合流。さて行きましょうと歩き出したら、不思議な現象が。
ジャージやウインドブレーカーを着た人たちは左へ(イクスピアリ方面へ)。カジュアルな服装の人たちは右方向へ。間違えてついてきちゃったら面白いんだけどね、なんて話しながら運動公園へ向かう。

体育館内で受付をして、草加組のみんなが待っている外へ行く。すでにはやてが飛び回っていて、子供は朝から元気だなぁなんてうらやましく思ったのでした。ゼッケンをつけたり準備をし始めたら、開会式。アンバサダーとミッキーとミニーが壇上に。私も思わずデジカメ片手にすっ飛んでいって何枚も撮影。歳とっても夢は捨てちゃいけないのね。
スタート1時間前になりそれぞれアップに。ここのところ足の張りがなくなり、いい感じではしれていたので、「今日は入賞できるかな、そしてぬいぐるみを貰えるかな。」なんて取らぬ狸の皮算用をしていたら、子供たちの3kmレースのスタート地点にキャラクター達が向かってきた。ミッキーとすれ違ったときにサングラスをかけた変なおっさんは手を振った。そうしたらミッキーも手を振り返してくれ、「ぼくちゃん、しあわせ〜」(爆)

ハーフと10kmのスタート地点は違うが、時間は同じ。20分前になりみんなで移動。昨年も流しをしたところでわぐさんと一本。それじゃ頑張りましょうと別れた。最前列を確保することが出来、よっちゃんと話しながら待つ。スタート前にまたまたキャラクター達の登場。よっちゃんはまだ20代だからいいけど、隣のおっさんは40代。やめりゃいいのにここでもまたまた手を振った。
脇を見ると東京理○大の多○君の姿。来週の荒川の調整でしょう。10秒前から皆さんでカウントダウンをお願いします、と放送があり、30秒前、20秒前、さあ10,9,8、とランナー全員でカウントダウン。5,4,3,2,1、バンッ、と号砲がなった。

スタート直後、ハーフのランナーとすれ違いになる。ハーフの先頭はすでに走り出しているが、後方はまだ止まっている状態。その前を先頭集団20数人が走っていくと、「速えぇ〜」「ダッシュみたい」と驚きの声。その中の一員として走っていたが、このペースじゃ潰れるのは「間違いない」と確信し、最初の折り返し辺りで余裕の減速をする。スタート地点に戻ってきてKenちゃんと子供たちの前を通り過ぎた。今日は食べる酸素も忘れずに食べたし、足もいい感じである。この調子で行こうと思ってマークするランナーを探す。スタート前に多○君と話していたオレンジのサッカーウエア背番号18のランナーがいた。大学の同級生で、「サッカー部なのかな。この格好じゃ・・・。」なんて思ったのだが、シューズを見るとなんとソーティーではあーりませんか。こりゃ結構いけるなとぴったりマーク。

ディズニーシーの裏側に入ったところではすでに先頭集団は相当先。よっちゃんのピンクも見えない。一人二人高校生が落ちてきて、それをオレンジ君とともに拾っていく。前には出ずに後ろにつく。ペースもいい感じで置いていかれる心配もない。反対車線ではディジニーリゾートに来た車が渋滞している。その中から「がんばれ〜」と声援をくれる車もあれば、「おめぇたちのせいで渋滞してるんだよ。」、なんて目で見てる車もある。人それぞれさまざまな感情を持っているんですね。道を使わせてもらっていることに感謝して走る。

給水所に来た。上手にコップを取るのはなかなか難しいが、前を走るオレンジ君は難なく取る。こりゃ相当走りこんでいるなと再確認し、絶対についていこうと決めた。ホテル裏の道は結構直線だが、折り返し地点までは見えない。めげそうになるので下を向いたり、脇を見たり気を紛らわす。ようやく折り返し地点が見えてきた。先頭集団は完全に崩れ、ばらばらで走っている。よっちゃんも先頭にはいない。ゼッケンを確認しながら走っていると、なんとおっさんの部じゃなく壮年の部6201番台以降が一人もいない。「こりゃぁ、年代別優勝だ、いや絶対優勝するんだ。」と気合を入れなおす。折り返して300mぐらいに壮年の部のランナーを発見。これからお互いきつくなるので、このままのペースで行けば抜かれることはない。あと4kmちょっと。オレンジ君は相変わらずいいペースなので「お願い、あげないでね。」と心の中で祈る。

サンルート、東急、ヒルトン、NKホール、オークラ、女房と結婚式を挙げたシェラトンとリゾートホテル群を通り過ぎる。天気がよく気温も上がっているため喉が渇く。往きの給水所が見えた。係の人がこちら側に背中を向けて立っているため取れそうもない。一箇所だけ人が立っていない。そこからコップを取った。少ししか入っていなかったが喉を潤すことが出来た。前を走るオレンジ君が急に左に寄った。どうしたのかなと思ったら、自分の飲んだコップを差し出し、「飲みますか?」と聞いてきた。「ありがとう、私も取れたから飲みましたよ。」と答えた。後ろを走る私を気にしていてくれたのだ。「もうちょっとだから頑張りましょう。」とまで言ってくれた。

あと1kmを切って運動公園が見えてきた。最後のコーナーでオレンジ君が後方を確認。「後ろから近づいてますよ、あげましょう。」といって若干ペースアップ。必死についていく。ゴールの運動公園に入る道が見えた。ゴールと書かれた看板がたくさんある。これを見た瞬間ゴールと間違える人もいるんだろうなぁと思いながらも、自分でも余裕なし失速。オレンジ君の背中が離れていく。ここでkenちゃんの檄が入る。あと200mだ。まだまだ油断しちゃいけない。あと100m、ゴールが見えた。係の人の「壮年の部、トップ来ました。」の声。ゴールを見ると一般の部と違うゴールに入れと手を振っている。やった、トップでゴールだ。初めて経験するウイニングテープだ。あれ?どうしたの?テープがないじゃないの。ちょっとがっくりきたが、ガッツポーズでフィニッシュ。やった、優勝だ、一位だ。(こんなときには家族は来てないのね。)
オレンジ君が駆け寄ってきて固い握手。「ありがとう、助かったよ。」「私も抜かれないように必死でした。」とお互いたたえあった。

表彰式を期待していたが、年代別の表彰は行わず総合成績のみだという。ちょっと残念だったが1m近くのミッキーのぬいぐるみとメダルを貰い、誰もいなかったので表彰台に乗ってよっちゃんに写真を取ってもらった。

走り始めたころは年代別でもまさか入賞するなんて思ってもいなかったし、ましてや1位なんてとんでもない。以前ナポさんが、「最初から速いんじゃなくて、みんなの努力で速くなったんだ。」と言ってましたが、本当にその通りです。これはやはり走り屋の皆さんからのいい刺激を貰った賜物だと思います。
これからもよろしくお願いしますね。

でも帰りの電車、ミッキーのぬいぐるみを持って一人で乗っているおじさんを想像してください。
恥ずかしかったぁ〜。